ちぎり絵は、和紙を手でちぎって台紙などに貼りつけて、絵を表現したものです。ちぎったところの毛羽がリアルさを生み出します。
|
|
〔画像をクリックすると拡大します〕 |
ちぎり絵の作り方、まず必要なのは絵です。これから作ろうとしている絵の線画が元になります。
ご自分で描かれてもいいし、気に入った写真などからトレースしたり、最近では、本屋さんにちぎり絵の他、塗り絵などとして売っているものもあり、それを活用するのも一つの方法です。 これを型紙として、作り方が始まります。 |
|
|
|
色紙に型紙の線を写す
@型紙を色紙の好ましい位置に置く。鉄筆で型紙の線をなぞり、色紙に傷線をつけていく。 より鮮明につけたい場合は、間にチャコペーパーをはさむと良いでしょう(線はあとで水で消せます)。 |
和紙に型紙の線を写す
Aカラー見本(完成図)を見て、図柄にあう和紙を選び、色紙と同じ要領で、和紙にも型紙の線を写していく。
※和紙にもタテ目とヨコ目があり、光に透かすと幅1mm位の線が見えます(この方向がタテ方向)。 和紙はタテ方向にちぎった方が扱いやすいので、ここで型紙を置くときに方向に気をつけると、あとでちぎりやすくなります。 |
和紙をちぎる
BAでつけた線にそって和紙をちぎる。つめをやや縦ぎみにするとちぎりやすい。ちぎり取った和紙の細かい毛羽は指先で整える。 |
|
|
|
和紙にのりをつける
C下に適当な紙をひき、ちぎりとった和紙の裏面にのりをつける。のりは中央から外へ向かって毛羽の先までよくつける。 のりは堅すぎても柔らかすぎても良くないので、塗りやすい濃度に調整してください。 |
色紙に和紙を貼る
Dのり付けした和紙を色紙にしるした傷の上にはりつける。全体を指でよく押さえ、毛羽は目打ち等で形よく整える。 |
ちぎり方を工夫する
枝や葉などの細かい部分は、細く切った和紙に水をつけ、繊維を引き出すようにしたり、ちぎったときの毛羽をうまく 使うと趣きがでます。自分なりに工夫し、お好みで仕上げてください。 |
材料セット品は、ご自分で作れるように作り方の説明書とともに、完成図、台紙、和紙や布などすべての材料が用意されているものです。
お店には、数多くの材料セット品がそろえてありますので、せびご来店ください。
|
|
|
|
|
|
コスモス |
朝顔 |
ぼたん |
|
|
もっと詳しいちぎり絵の作り方やコツがわかる本をご紹介します。下絵も用意されていたり、応用を広げた作品が紹介されていて、とても参考になります。
下記の本は、クリックするとそのままインターネットで購入できるようになっています。 |
|
|